新型コロナウイルス感染症
あしぷら院長の安積です。
今回は今流行しております新型コロナウイルスに関して書かせていただきます。
2020年1月15日に最初の新型コロナウイルス感染症が確認され、およそ4年6か月が経過しようとしております。その間、幾度も感染爆発を繰り返しては生活に影響を及ぼしてきました。
2023年5月8日、感染症法上の"5類"に引き下げられ、季節性インフルエンザなどと同じ位置づけとなり、感染拡大を防ぐための私権制限を伴う措置などは撤廃されました。感染対策は個人の判断に委ねられ、国民生活に大きな影響を及ぼした新型コロナ対応は節目を迎えました。
ただし感染症法上における分類が変更されたからといって、ウイルス自体の感染力、ないしはウイルスの存在がなくなったわけではありません。その後も新型ウイルス感染症は生活に影響を及ぼしています。
新型コロナウイルス新変異株”KP.3"
2024年7月現在、まさに感染者数が激増しており、”第11波”に入ったとも言われております。
現在流行している新型コロナウイルスは”KP.3”と呼ばれる変異株となっております。
特徴としては、”ワクチンを接種したり、一度感染して体内にできた抗体がより効きにくい。感染性が高まって、より広がりやすい。”といわれており、今後さらなる感染者数の急増が予想されています。
症状としては主に喉の痛み、発熱、咳といった症状が見受けられます。中には腹部症状であったり、味覚異常、嗅覚異常を自覚される方もおります。強い感染力、重症化の可能性も高く、感染対策が求められています。
感染対策
まずはやはり予防するところがポイントとなってきます。
こまめに手洗い、アルコールでの手指消毒、うがいといった基本的な感染症対策が重要となってきます。
また夏場においてマスクがつらい時期にもなっておりますが、世界保健機関(WHO)からも再度マスクの着用喚起がされており、人混み、公共交通機関等の混雑した場所に行かれる際はマスクの着用を心がけましょう。そしてウイルスを人から人へ伝染しないことも重要であります。
そのためには体調不良を感じられた際、まずは検査を受け、自分自身が新型コロナウイルス感染症に感染していないかを確認することが、家族、友人、職場の同僚といった周りの方を守る一歩になります。
あしぷらでの検査体制
当院における新型コロナウイルス感染症の検査はIDNOW™による新型コロナ感染症遺伝子検査を用いております。
一般的に使われている”PCR検査”という用語ですが、正確には核酸増幅検査のことで、実は幾つか種類があります。
新型コロナウイルスの診断に以前から実施されてきた”PCR検査”とは、複数ある核酸増幅検査方法の一つであるRT-PCR法を指します。
一方、"ID NOW"も同じく核酸増幅検査ですが、増幅方法はPCR法とは異なりNEAR法(等温核酸増幅法)という新しい方法になります。
従来のPCR法は、DNAを増幅する際に温度を上げ下げする必要があるため、検査に時間がかかります。
一方、NEAR法(等温核酸増幅法)では、一定温度で遺伝情報を増幅し検出するので、非常に時間が短縮されます。
厚生労働省が「新型コロナウイルスに対する核酸増幅検査」として認可しているため、健康保険上の取り扱いではPCR検査と同一検査となります。
このNEAR法による測定機器が、当院にて導入した"ID NOW"です。
最短6分で陽性反応を確認でき、高精度の検査を受けることが可能です。
当院の取り組みに関しては、年配の方もおおく、症状がある方は別室にてお待ちいただいております。
またお車でお越しの方はご連絡いただけますと、車内待機での検査も可能となっておりますのでご連絡のほどよろしくお願いします。
もちろん対象年齢は子供から大人まで可能となっております。
まずは当院へのお問い合わせ宜しくお願い致します。
あしやプラスクリニックでは、皆様に親しみやすく、安心してご利用いただける環境を提供することを目指しています。お身体のことでお困りの際やお悩みをお持ちの際は、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、皆様のご来院、お問い合わせを心よりお待ちしております。