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10月になりました。インフルエンザ今年は・・・

[2024.10.01]

みなさんこんにちは!

あしぷら院長の安積です。 

今日から10月に入りました。最近は夏の暑さも和らいできており、朝夕と涼しくなってきましたね。ようやく夏のおわり、秋冬の兆しも感じだしてきております。

そこで今回は例年秋冬シーズンにかけて流行しますインフルエンザに関して書かせて頂きます。

 

そもそもインフルエンザって??

インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。毎年世界各地で大なり小なりインフルエンザの流行が見受けられます。日本では例年、12月から3月が流行シーズンです。流行の程度とピークの時期はその年によって異なります。 

インフルエンザ流行の大きい年には、インフルエンザ死亡者数および肺炎死亡者数が顕著に増加し、さらには各種の慢性基礎疾患の増悪、さらには死亡者数も増加し、結果的に全体の死亡者数が増加することが明らかになっています。近年、幼児を中心とした小児において、まれに急性脳症を起こして死亡したり後遺症が残ったりすることがあることが明らかとなり、原因の解明や治療法の研究が進められています。

 

インフルエンザウイルスの種類

インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類されます。

このうち、大きな流行の原因となるのはA型とB型です。そのうち、現在、ヒトの間で流行しているのは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、B型の3種類です。ただし各ウイルスは毎年のように小さい変異を繰り返します。これらの型が同時期に流行することがあるため、同じシーズンの中でA型インフルエンザに2回かかったり、A型インフルエンザとB型インフルエンザにかかったりすることもあります。またそれぞれの細かい型に対する免疫反応(抵抗力)は少しずつ異なるため、人はインフルエンザウイルスの変異に追いつけず何回もインフルエンザに感染する可能性があります。

 

流行するの?

国内におけるインフルエンザの流行は、例年11月末から12月にかけて始まるのが一般的です。しかし2023年度は9月時点で既に流行が始まっており、さらに12月ごろにはピークに達していました。そして2024年5月になってようやく落ち着いてきました。

では今年はどうなるのでしょうか?

北半球の次シーズンの流行予測の指標となる南半球のオーストラリアでは、過去5年間の平均値を上回っています。また南米の数か国、アフリカ東部、アフリカ南部、オセアニアの数か国でインフルエンザウイルスの活動の活発化が報告されております。今冬の北半球でもインフルエンザ流行への警戒が必要と言われています。

 

予防ってどうすればいいの?

インフルエンザにかからないようにするためには、ウイルスに感染する機会を減らすことと、ウイルスに負けないように環境や体調を整えることが大切です。特に、乳幼児や高齢者は、家族から感染することが多いため、家族そろって予防策を実行しましょう。

手洗いはあらゆる感染症の予防に有効です。帰宅時、トイレの後、食事の前の手洗いを徹底しましょう。またマスクの着用咳エチケットを一人一人心掛けることも大切です。空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。部屋を加湿しながら、また1時間に1回は窓を開けて新鮮な空気の入れ替えをしましょう。

インフルエンザワクチンは、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限に留めることを目的としています。高齢者ではインフルエンザによる死亡を5分の1に、入院を約3分の1から2分の1にまで減少することが期待できるとされています。

また、乳幼児のインフルエンザワクチンの有効性に関しても発病防止効果があったと報告されています。

ワクチンの効果が期待できるのは、接種後2週間から5カ月程度と考えられていますので、毎年流行シーズンの前までに接種することをお勧めします。

あしぷらでもインフルエンザワクチン接種が始まっておりますので、お問い合わせお待ちしております。

 

 

これからインフルエンザ含めた感染症が流行してくる季節にはいってきますが、まずは個人レベルでかからないようにしっかりと予防しながら、周りの方にうつさないように心掛けていきましょう。

 

 

あしやプラスクリニックでは、皆様に親しみやすく、安心してご利用いただける環境を提供することを目指しています。お身体のことでお困りの際やお悩みをお持ちの際は、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

スタッフ一同、皆様のご来院、お問い合わせを心よりお待ちしております。

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